平成31年正月の風景

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 平成30年12月、近くの千の川から富士の夕景を眺める。あと何日かで年の瀬を迎える。
 「ゆく年や夕焼誰もかへりみず」  (昭和37年鈴木真砂女
 今日も一日暮れてゆく。朝が来て、働き始めて日が暮れる。その繰り返しで一年が過ぎてゆく。「一日一生」だな。
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 平成31年の初日の出。朝日のそばに烏帽子岩が米粒のように見える。その先には江の島があるはずだ。中二の孫娘が撮った写真。 
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 元旦の富士山。
 いつもその姿は神々しく、清々しく、自然にこうべが垂れる。
 「沖にまだいくつ灯のある初昔」  (友岡子郷) 
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 年末から泊まりに来ていた小5の孫を連れて、歩いて2,3分の神社に初詣。野球がんばれよ。静かな元旦だった。
 明けて2日。
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 一般参賀に向かった友人からの写真。大変な行列だ。これを見て、平成28年だったか、上野の森美術館で開催された伊藤若冲展に行った時のことを思い出した。そのときは、建物に入るまで延々4時間かかり、入館してもろくに絵を鑑賞できないままトコロテンで押し出されるように外へ出た。
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 何しに行ったんだろう。しかし、いい思い出だ…
 さてさて、今日は私達家族が年に一回集まる日。私達も入れて4家族総勢18名になる。今年は残念ながら、三女の家族が来れないが、それでも13名。6畳一間の宴会場はギュウギュウだ。
 正月料理は、お手製の黒豆、数の子、栗きんとんなど19種。しかしメインは餃子、ぎょうざ、ギョウザ。
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 昼から始まり、夜8時に終了。例年途中で眠ってしまう私も、今年は起きっぱなしで、踊り出してしまうほど元気だった。ヤレヤレ若くないのにね。
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 明くる3日も好天で、箱根駅伝往路の日。以前は応援に行っていたが、私は人混みが嫌いで行かなくなってしまった。白門中央大学も芳しくないし。
 「ふるさとの海の香にあり三が日」  昭和35年 鈴木真砂女
 こんな我が家だが、孫たちは故郷と思ってくれるだろうか。私の故郷は、すでに思い出の中にしかないけれど。