小田原曽我のみかん
気温4℃と冷え込んだ小田原曽我梅林の表玄関、JR下曽我駅。閑散とした駅前に、「開運勝餅大福」を買いに来ました。餅米と小豆と砂糖で製造された混ぜ物なしの大福を年に一度買いに来て「ウマーい」と口に入れます。
この次は、本日のメイン。小田原のみかんを購入します。例年、結婚で家を出た娘たち家族(3家族)にみかん10㌔(自宅用も入れて4箱購入)を届けているのです。(ちょっともったいぶる)
みかんを売っているのは、下曽我駐在所前の交差点そばにある長一商店といいます。狭い駐車場は、ひっきりなしに車が止まります。ここで、甘さより酸っぱさが勝った「藤中」という品種のみかんを求めます。今年は、10㌔一箱2,200円で、不作だった昨年より5~600円安くなっていました。
ついでに、これも添加物なしの梅干し(ここの梅干しはうまい)やら、銀杏の実やら、里芋やらを買い込みます。
狭い店の中を結構夢中になってチョロチョロしていると、店の人がやっていた私たちの購入するみかんの選別作業が終わっています。
あとはみかんの箱を積み込んで、娘たちの家に届けるだけ。
「手に蜜柑故郷(ふるさと)日和授かれり」 (村越化石)
待っていてくれるかな。
最後に妻とアイスクリームを食べに、曽我梅林の入り口そばにある小田原牧場アイス工房に向かいました。
ここは例年、梅祭り会場の拠点になっています。
アイスクリームというよりジェラートの食感。甘さ控えめ、ミルクの香りがして、気温が低いにもかかわらずペロッと食べられました。
この時期、私たち夫婦の定番コースのご紹介でした。みかんを届け、健康で元気に過ごしている娘たち家族の姿を確認して、一安心という年末の光景です。
今年は、富士山が望めなかったな。
手前に、梅林が広がります。このあたりに梅の香りが広がるのは、来年2月頃でしょうか。