エキゾチック横浜…アメリカ山公園で風に吹かれる
「寒風を来し目に少し涙ため」(星野立子)
手前に本牧に向かう高速道路があり、その向こうにやや波を立てた海が見える。ここアメリカ山公園からわずかに海が見える。
前々回ご紹介した元町のはずれ。うまそうなパンの香りが甘く漂う、うちきパン(日本初の食パンの製造販売)の先にある坂道をのぼって行くと
アメリカ山公園の入り口に至る。公園内では寒風の中、幼稚園児たちが元気に遊んでいた。
よく整備された公園内では、真冬にもかかわらず小さな花々が咲いていた。暖かくなれば、訪れる人たちの憩いの場になるだろう。
公園から少し登ったところに、横浜地方気象台があった。ここまでくれば海がよくみえるだろう。横浜港の様子も一望だろう。
2年振りに来た外人墓地入口。
その時のブログでも紹介した通り、入り口の碑文には
「美人の栄華 富豪の驕奢 孰れか無情の風に逢はざらん
光栄の路 向ふ所 墳墓のみ (以下略)」というトーマス・グレーの詩が書かれている。
「落椿われならば急流へ落つ」(鷹羽狩行)
これくらいの気概は持つべきか。